オーロラに詳しくなるページ3

オーロラの当たり年って？

太陽活動が活発になると大きなオーロラが見えることはよく知られています。この太陽活動が１１年周期で繰り返しており、最近の最大活動は2012~2013年でした。それをいわゆる当たり年と呼んでいます。ⒸBruce Cowan, 2004, GDFL1.2,CC-BY-SA2.0

北海道でオーロラは見られるか①

原則見られません。オーロラは北極圏あたりを中心とするオーロラベルトの下で発生するものです。北海道の場所でもオーロラベルトからはかなり南に位置しています。ただし、太陽活動が極めて強い場合、まれに見えることがあるようです。1989年10月に北海道陸別町で観測、撮影されています。（左の写真はイメージです。北海道のオーロラではありません。）ⒸDan Nordal, 2012, GDFL1.2, CC-BY-SA2.0

北海道でオーロラは見られるか②

オーロラベルトからかなり南の位置にある北海道でなぜ見られたのでしょうか。太陽活動が非常に活発な場合はオーロラに大きく影響しいつもは見られない南の地域にまでオーロラを出現させます。この活動は11年周期で最近の最大期が2012年でした。そこから11年ごとにさかのぼると1989年から90年が最大期だったことがわかります。とても稀ですが、よほど活発な太陽活動だったと想像できます。その後２回あった11年ごとのオーロラの最大活動期には残念ながら北海道では観測されていません。（左の写真はイメージです。北海道のオーロラではありません。）ⒸToreleir, 2011,GDFL1.2,CC-BY-SA3.0

何泊したら必ず見れますか。

お気持ちはよくわかりますが、必ずとは言えないのがつらいところです。年によって、場所によって、その日に限って、、、といういくつもの条件があります。

オーロラは近い？

遠いです。オーロラの下は地表から約100キロメートル、上の部分は地表から約500キロメートルです。飛行機が地表10キロメートル、スペースシャトルや人工衛星が200から600キロメートルの上空を飛行しています。インターネットにはシャトルや人工衛星が撮ったオーロラの写真や動画がアップロードされています。